「この扉1枚だけ、直してもらえますか?」
「襖が1枚だけ破れたんですが、1枚から頼めますか?」
こうしたご相談を、よくいただきます。
そして、答えは「はい、1枚からお受けしています」です。
建具屋や家具工房というと、「新築やお店の工事で、まとめて頼むところ」というイメージがあるかもしれません。
でも実際には、扉1枚・襖1枚・ドアノブ1個から、個人のお客様にも事務所や店舗のお客様にもご対応しています。
この記事では、木製建具を1枚から頼むときに知っておいてほしい
「修理・貼り替え・作り替え、どれを選べばいいか」を、職人の目線でまとめました。

木製建具は、1枚からお受けしています
ぷらすは、造作家具・木製建具・什器・襖・障子などを一式で手がけている埼玉・東松山市の工房です。
大きな案件だけでなく、次のような「1枚だけ」のご依頼も日常的にお受けしています。
- 建て付けが悪くなった扉の調整
- 取れかけたドアノブの修理(施工事例はこちら)
- 襖・障子の貼り替え
- 穴が開いた・割れた建具の作り替え
- 開き戸を引き戸に変えたい、といったちょっとした改修
「こんな小さなことで頼んでいいのかな」と迷う必要はありません。まずはご相談ください。
修理・貼り替え・作り替え、どれを選ぶ?
建具の不具合には、大きく3つの直し方があります。それぞれ、向いているケースが違います。
1. 修理で済むケース:建て付けの調整・金物の交換・軽い傷
扉が閉まりにくい・ノブがぐらつく・表面に軽い傷がついた。
こうした症状は、修理で対応できることが多いです。
建て付けの調整や金物(ノブ・丁番)の交換は、その場で対応できることも多く費用も抑えられます。
ドアノブが取れかけていたケースでは、穴を埋め木してから付け直しました。

2. 貼り替えのケース:襖・障子
襖や障子は、骨組みが傷んでいなければ紙の貼り替えで新品のように戻ります。
ぷらすでは、仕上がりをきれいにするために、
一度工場へ引き取って貼り替え、改めて設置にお伺いする形を取っています。
現場で貼ることも出来なくはないのですが、
工場の方が設備も整っておりますので丁寧に仕上げられるからです。
そのため、貼り替えの間は建具が外れた状態になります。
日数はご相談のうえで決めますのでご相談ください。
3. 作り替えのケース:穴が開いた・割れた・大きく歪んだ建具
扉に穴が開いた・板が割れた・枠ごと歪んでいる。
こうした破損した建具は、直すよりも新しく作った方が安く済むことが多いのが正直なところです。
傷んだ部分だけを継いで直すと、手間がかかるうえに強度や見た目に不安が残ります。
長い目で見ると同じ寸法・同じ雰囲気で1枚作り直した方が、長く安心して使えます。
ぷらすでは、破損した建具のご相談にはまず作り替えをおすすめしています。

頼む前に知っておいてほしいこと
既製品の建具は扱っていません
ぷらすは造作家具・建具を専門にしている工房なので、メーカーの既製品建具の取り扱いはありません。
ただし、「今ついている既製品と、ほとんど同じ見た目のものがほしい」というご要望には、
木製建具として製作することで対応できます。
既製品が廃番になっていて同じものが手に入らない、というときにもお役に立てます。
「1枚だけ」でも、まとめてでも、進め方は同じです
- ご相談(写真を送っていただけると話が早いです)
- 現地確認・採寸
- 修理/貼り替え/作り替えのご提案とお見積り
- 工場での製作・現場での取り付け
詳しい流れは施工の流れのページでご覧いただけます。
建具1枚から、暮らしとお店の「ちょっと不便」を直します
建具は、毎日何度も開け閉めするものです。
「ちょっと閉まりにくい」「ちょっと古びてきた」を放っておくと、毎日の小さなストレスになります。
ぷらすは、新築や店舗の大きな仕事も、扉1枚の小さな仕事も、同じ気持ちで向き合っています。
木製建具のことで気になることがあれば、お問い合わせから、お気軽にご相談ください。
信頼をつなぎ、価値をつくる。
これからも誠実に、目の前の現場に向き合っていきます。

