以前のブログで、静岡にある学習塾の合宿所の床工事を「これから仕上げていきます」とご紹介しました。
あの現場が、このたび無事に完成しました。
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合宿所のように多くの人が長い時間を過ごす建物では、床の仕上がりが快適さを大きく左右します。
今回は、完成した床の様子と、私たちが今回の床工事でこだわった「置き床工法」による床鳴り対策についてご報告します。
併せて、一緒に手がけたトイレブースの施工についても報告します。
在来工法×置き床工法の床工事が、無事に完成
今回の工事は、「床の材料が手に入らなくて困っている。なんとかならないか」
という一本のご相談から始まりました。
ご希望の床材の確保が難しい状況でしたが、ぷらすの仕入れルートを活かして材料を手配し着工。
そして先日、すべての施工が完了。
生徒さんたちが合宿で使う空間が、気持ちよく歩ける床に生まれ変わりました。


BEFORE
AFTER
在来工法と置き床工法を組み合わせた理由
合宿所は、一度にたくさんの人が歩いたり荷物を運んだりします。
だからこそ、床には「強度」と「静かさ」の両方が求められます。
今回はその両立のために、在来工法と置き床工法を組み合わせて施工しました。
置き床工法は、床下に空間をつくることでクッション性や配管スペースを確保しやすく、
大人数が使う施設と相性のよい工法です。
経験から「床鳴り」を予測し、先回りして対策しました
今回いちばん気をつけたいのが、歩くたびに「ミシッ」と鳴る床鳴りです。
夜も人が過ごす合宿所では、わずかな音でも気になってしまいます。
ぷらすはこれまで数多くの現場を手がけてきたので、
「どんな下地のときに・どこで床鳴りが起きやすいか」を
経験からある程度予測できます。
今回も着工前の段階で、床鳴りにつながりそうな箇所を先に洗い出し、
必要な下地の補強材や部材を準備したうえで現場に入りました。
こうして「起こりそうなこと」に先回りしておいたおかげで、当日の作業は迷いなくスムーズに進行。
結果として、床鳴りを出さずに仕上げながら、タイトだった納期にもきっちり間に合わせることができました。

先に設置された便器を避けながら、トイレブースを施工
今回の現場では、床工事とあわせてトイレブースの設置も担当しました。
ここでも、ひと工夫が必要な場面がありました。
納期の都合で便器が先に設置されており、通常とは逆の順番で作業を進めることに。
普通はブースの建具を組んでから設備を入れますが、今回はすでに据え付けられた便器を傷つけないよう、細心の注意を払いながら建具を納めていく必要がありました。
イレギュラーな段取りでも、ぷらすは柔軟に対応をいたします。
現場の状況に合わせて手順を柔軟に組み替えられるのが、経験を積んだ職人の強みです。
便器まわりを丁寧に養生し、傷ひとつつけることなく、きれいにトイレブースを仕上げました。
「現場がどんな状況でも、その場でベストな進め方を見つける」。
これも、ぷらすが大切にしている姿勢です。


使う人のことを考えた仕上がりに
床は、その上を毎日歩く人がいちばん敏感に感じる部分です。
多くの生徒さんが長い時間を過ごす合宿所だからこそ、「安心して過ごせる床」を目指しました。
見た目の美しさはもちろん、歩いたときの静かさや踏み心地まで含めて、
使う人のことを考えた仕上がりになっています。

長いお付き合いだからこそ、お受けできた仕事です
ぷらすが本来得意としているのは、造作家具や什器、木製建具です。
今回のような床工事は、普段から専門としてお請けしている分野ではありません。
それでも今回ご相談をお受けしたのは、これまで長くお付き合いを重ねる中で築いてきた信頼関係があったからです。「材料が手に入らなくて困っている。ぷらすさんなら、なんとかしてくれるかもしれない」
——そう思って声をかけていただけたことが、私たちにとっては何よりうれしいことでした。
専門の分野を大切にしながらも、長くお付き合いのあるお客様が本当に困っているときには、
できるかぎり柔軟に、そして気持ちよくお力になりたい。
「いざというときにぷらすがいてくれてよかった」
——そう感じていただける関係を、これからも一つひとつの現場を通じて築いていきます。
信頼をつなぎ、価値をつくる。
これからも誠実に、目の前の現場に向き合っていきます。
